SHORT STORY
夕暮れの教室、寄り添う二人
瑠璃乃「…………」
慈「…………」
瑠璃乃「……めぐちゃん」
慈「ん?」
瑠璃乃「今日のルリ、つまんなくない?」
慈「別に」
瑠璃乃「全然しゃべんないし……盛り上げらんないし」
慈「うん」
瑠璃乃「……いつものルリじゃないよ?」
慈「知ってる」
瑠璃乃「……なんで、なんにも聞かないの?」
慈「るりちゃんが話したくなったら、勝手に話すでしょ」
瑠璃乃「……そっか」
慈「だから、それまではここにいる」
瑠璃乃「…………」
慈「…………」
瑠璃乃「……めぐちゃん」
慈「なに?」
瑠璃乃「もうちょっとだけ……このままでいていい?」
慈「いいよ」
瑠璃乃「……ありがと」
慈「どういたしまして」
瑠璃乃「……なんか、ちょっと充電できたかも」
慈「じゃあ満タンになるまで、もうちょっといる」
瑠璃乃「……へへ。めぐちゃん、そういうとこズルいじゃん」
慈「なにそれ」
瑠璃乃「……ルリが、めぐちゃんのこと大好きになっちゃうやつ」
慈「今さらでしょ?」
瑠璃乃「……うん。今さらだった」