SHORT STORY
放課後、桜色のお菓子を君へ
花帆「吟子ちゃん、その袋なに?」
吟子「……和菓子です。作りすぎただけなので、よかったらどうぞ」
花帆「わあ! あたしのために?」
吟子「違います。作りすぎただけです」
花帆「でも、あたしの好きそうなのばっかり!」
吟子「たまたまです」
花帆「ふふっ。吟子ちゃん、あたしのこと大好きだね〜」
吟子「なっ……なんなん!? どうしてそうなるんですか!」
花帆「じゃあ、いらない?」
吟子「……それは困ります」
花帆「え?」
吟子「せっかく作ったんですから……花帆先輩に、食べてほしいです」
花帆「やっぱり大好きじゃん!」
吟子「……もう、知りません」